春は陽射しが暖かくてスノーボードが楽しい季節です。
しかし、気になるのがブーツの匂い。インナーを洗って対策しましょう!
目次
ブーツの匂いの原因
●汗
春は暖かく汗をかきやすい季節です。足の裏には多くの汗腺があり、靴を履くと汗が蒸発せずに靴の中にたまってしまいます。この汗が原因で、雑菌が繁殖して臭いが発生します。
●雑菌やカビ
靴の中は湿気がこもりやすく、雑菌やカビが繁殖しやすい環境です。これらの微生物が原因で臭いが発生することがあります。
●靴の素材
スノーボードのブーツは防水設定になっているものがほとんどのため湿気をためやすく臭いが発生しやすくなります。
良いブーツだとインナーやソールが抗菌加工など匂いが発生しずらくしてありますがそれでも春は匂いが発生することがあります。
防水加工がしてあるとはいえ春のシャバシャバ雪の中にいると水が染み込んでくることがあり、汗とムレが重なるため雑菌が発生しやすい環境になっています。
匂いの発生を防ぐ
匂いの予防
●靴をしっかり乾かす
スノーボードのブーツはアウター、インナー、インソールと3個に分かれます。滑り終わったらインナーとインソールをとり外しできるだけ早く乾燥させることが大切です。湿っているようでしたらタオルなどで水分を吸収させ水気をしっかりとります。インナーとアウターは型崩れしないように紐やワイヤーで軽く固定したら湿気のない部屋で陰干し乾燥させてください。
●靴の中に消臭剤を入れる
消臭剤を使うことで、臭いの原因となる雑菌やカビの繁殖を抑えることができます。陰干しの際に市販の消臭スプレーをしておく、消臭剤をいれておきます。
↓市販でいろいろとブーツの消臭剤や消臭スプレーが販売されてます。
温めに注意!
温めた方が早く乾きますがスノーボードのブーツは熱によって形が変形することがあります。熱形成でブーツの形を足の形に合わせてる場合は温めてはいけません。熱形成をしていなくてもストーブの前などに置くと熱でブーツが変形することがあります。ブログ主も一度ブーツのインナーが縮んでしまい履けなくなったことがあります!スノーボードのブーツは高額なので涙を飲んだ思い出です。熱には気をつけて乾燥させてください。
10円玉消臭の効果は!?
10円玉に消臭効果があると聞いたことがあるので消臭剤の代わりに10円玉を数枚ずついれていたことがあります。
ですが科学的な根拠はないそうです。
しかしながら10円玉消臭をしていた時は何となく匂いがとれるような気がしていました。気持ちの問題かもですが(笑)
10円玉消臭のやり方
科学的根拠はないとのことですが10円玉消臭をする際は何点かポイントがあります。
●新しいピカピカの10円玉を使う。
●靴の中全体に広げるように10円玉を5~10枚並べて置く。
●しばらくはそのままにしておく。
スノーボードブーツの洗い方
しつこい匂い
予防をすることで匂いの発生を減らせますが一度雑菌等がわいてしまうと予防だけでは抑えきれないことがあります。
そんな時はスノーボードのブーツを洗いましょう。
※取り外しできないタイプや熱で形成しているブーツとかブランドや革製品など素材などによっても様々です!まずは自分のお持ちのブーツの形状、素材をご確認してから自己責任で洗濯を行うようお願いします。
また、シーズン終わりには洗濯をしてから、きちんと乾燥をさせてブーツをしまっておくと良いと思います。
雑菌がわいたままにしておくとブーツの劣化が早まる原因にもなるのでおススメです。
インソールとインナーの洗い方
インソールとインナーも分けて洗います。洗い方はほぼ同じです。
1⃣インナーとインソールについた汚れを落とすために、水を入れたバケツに洗剤を加えます。洗剤は、中性洗剤を使用することをお勧めします。強い洗剤を使用すると、ブーツの素材を傷つける可能性があるためです。
2⃣汚れを落とすために、インナーとインソールをバケツに入れ、内側に洗剤水を染み込ませます。
を少し揺らし、洗剤水を均等に広げます。
3⃣しばらく放置して、洗剤水浸透するようにします。この間、汚れが柔らかくなります。インソールは優しく手押し洗いします。インナーはブラシやスポンジを使って優しく汚れを落とします。
4⃣汚れを落としたら、洗剤水を流し、ブーツの内側に清水を入れ、再び揺らし、汚れや洗剤を洗い流します。
5⃣最後に、水分を取り除くために、インソールはタオルを押し当てて水分をとります。インナーは内側にタオルを詰めます。タオルを数時間入れておくと湿気がある程度なくなるのでタオルを取り除いて型崩れをしないようにやワイヤーで軽く固定したら湿気のない部屋で陰干し乾燥させてください。乾燥剤があれば入れておくと早く乾くので再び匂いが発生する予防になります。
ブログ主の場合ですが。インナーの匂いが激しく気になるときはインナーを洗う前に色物にも使える衣類用漂白剤をぬるま湯に薄めて30分ほど置いてから良くすすぎ、それから上記で記述したインナーの洗い方をしています。しかしインナーが傷む場合もありますであくまでも自己責任でお願いします。
アウターの洗い方
インナーと同じように洗って型崩れをしないようにやワイヤーで軽く固定したら湿気のない部屋で陰干し乾燥させてください。
アウターは水分が外に逃げづらい設計になってます。水分が残ったまま乾燥させると再び匂いが発生することがあります。タオルや新聞紙等でブーツの中の水分をしっかり吸収させてから陰干しをしてください。
アウターはしっかり乾くのには1週間ほどはかかります。
※アウターが革で作られている場合は、革の部分に水を付けないよう内側をスポンジで洗います。洗い終わったらタオルで拭き、インナーと同じように影干してください。
春のゲレンデも快適に
暖かくて雪も柔らかく転んでもあまりダメージのない春の季節はスノーボードのトリックの練習に最適の季節です。
その分汗と春の水分を含んだ雪によりブーツの匂いも激しくなる季節です。
楽しく滑ろうと意気込んでいるときにスノーボードのブーツから嫌な臭いが漂ってくるとテンションも下がってしまいます。
まず滑り終わったらすぐ乾燥させて匂い予防から習慣にしてみてください。
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