良く雪山にスノーボードをしにでかけます。帰りには雪に混じったほこりなどで車が汚れるので洗車がかかせないかと思います。
洗車の際は下回りも洗っていますか?洗っていないと大変なことになることがあります。
融雪剤
融雪剤は、雪や氷を溶かす化学物質です。寒い季節は雪山付近や高速道路に良く撒かれています。
この融雪剤が撒かれているおかげで車のスリップをを防いだりしてくれます。
融雪剤の効果
1.雪や氷を溶かす:融雪剤は、道路や歩道などの表面に散布されると、雪や氷を溶かす効果があります。これにより、通行の安全性が向上し、交通渋滞や事故のリスクを減らすことができます。
2.凍結を防止する:融雪剤は、道路や歩道などの表面に散布されると、表面が凍結するのを防止する効果があります。これにより、通行の安全性が向上し、滑りやすさや転倒のリスクを減らすことができます。
3.除雪作業を容易にする:融雪剤は、雪や氷を溶かす効果があるため、除雪作業を容易にする効果があります。これにより、除雪作業の時間や労力を減らすことができます。
4.経済的:融雪剤は、雪や氷を溶かす効果があるため、除雪作業に必要な時間や労力を減らすことができます。これにより、除雪作業のコストを削減することができます。
ただし、融雪剤にはいくつかの問題点もあります。例えば、環境への影響や、車両や建物などに損害を与える可能性があることなどが挙げられます。そのため、融雪剤の使用には注意が必要です。
融雪剤の車両に対しての損害
1.腐食:融雪剤には、塩素化合物やカリウム化合物などの腐食性の高い成分が含まれている場合があります。これらの成分が、車両の下部やホイール、ブレーキローター、エキゾーストパイプなどの部品に付着すると、腐食を引き起こすことがあります。腐食が進行すると、車両の部品が錆びて劣化し、性能が低下する可能性があります。
2.ペイントの剥がれ:融雪剤に含まれる成分が、車両の塗装に影響を与えることがあります。特に、古い車両やすでに傷がある車両の場合、融雪剤が塗装の傷を拡大させたり、剥がれさせたりすることがあります。
3.ホイールの損傷:融雪剤が乾燥すると、結晶化して硬くなることがあります。これらの結晶がホイールの溝に入り込むと、ホイールの損傷を引き起こす可能性があります。また、融雪剤に含まれる塩素やカリウムなどの成分が、ホイールの腐食を引き起こすこともあります。
4.ブレーキの劣化:融雪剤がブレーキローターやブレーキパッドに付着すると、摩擦係数が低下し、ブレーキ性能が低下する可能性があります。特に、車両が長時間融雪剤にさらされる場合や、融雪剤の成分が腐食性の高い場合には、ブレーキの劣化が進む可能性があります。
これらの問題を防ぐためには、車両を融雪剤から守るための対策が必要です。例えば、車両を定期的に洗浄することや、融雪剤が使用される前に車両をコーティングすることが挙げられます。
車の下回りの洗浄をしないと腐る
ブログ主の以前の車のお話です。カーショップにて下回りのさび止めコーティングをしてもらったので雪山の帰りには下回りの洗浄はそんなにしていませんでした。
しばらくすると車の下回り付近ブレーキパットや油圧系統にトラブルが続出したため、修理屋さんにみてもらうと下回りがさびと腐食でとんでもないことになっていました。汗
ジャッキアップしてもらって下から見させてもらったのですがタイヤの軸のつなぎ目などがどこなのかもう分からない状態。汗
前輪の下回りが海の底に沈んでいる船がさびさびになっているように腐食とさびで原型が分からないほどになっていました。汗
前輪の軸ごと丸々総取り換えになるもののサビで固まって外すこともできないという事態に。。。
修理工場さんでいろいろと手を尽くしてもらって何とかなりましたが、修理代が総額○○十万円ということになりました。トホホ。。。
現在は車を乗り換えているので下回りは特に注意して洗っています。
下回りの洗浄は難しい
車両の下回りをしっかり洗浄するためには車両をジャッキアップするか台車に載せるなどして車両を高い場所に移動します。
それから下回りに詰まった泥や泥水をスポンジやブラシで落としますが水圧の高いホースを使って洗浄すると、下回りの部品やコネクタにダメージを与える可能性があるため、注意が必要です。
下回りの表面に汚れが残っている場合は、ディーグリーザーやカーシャンプーを使用して、汚れを取り除きます。ただし、下回りにはオイルや脂肪が付着している場合があるため、専用のディーグリーザーを使用することが推奨されます。
洗浄後は、下回りの水分を完全に乾かします。特にブレーキ部分や電気系統は、水分を含んでしまうと故障の原因となるため、注意が必要です。
と、まずジャッキアップすることが難しいのです。
ここまでしっかり洗浄する際はカーショップさんなどプロにお任せする方が安心だと思います。
セルフで出来る下回り洗浄
★まずは雪山に行くシーズン前に車両の下回りのコーティングをカーショップなどでしてもらうことをおすすめします。
そして小まめに下回りを洗浄します。
洗車場の高圧洗浄機を真下から当てると車両が故障することがあるので注意です。
ブログ主は高圧洗浄機を使って下回りを洗浄する際はタイヤを斜めにして停めてタイヤ回りに余白を作り、横から洗浄しています。
しかしお水が変なところに入ったりすると故障することもあるので自己責任で洗浄するようにお願いします。
そんなこと言ったらどうしたらいいのか?ということなんですが下回りを洗浄できる洗車機があります。
ブログ主は雪山の帰りには下回りが洗車できる洗車機に寄るようにしています。
手間ではありますが愛車が使えなくなるよりは断然いいので下回りの洗浄ができる洗車機を見つけておくことをおすすめします。
洗車はまめにしよう!
洗車をすることで見た目がきれいになる他に、塗装面に付着した汚れや融雪剤などが原因で、ペイントの劣化や錆びが進むことを防止することができます。
車両の外観がきれいであることは、買い手にとって魅力的なポイントになります。そのため、車両の洗車をすることで、将来的に車両を売却する場合に、より高い価格で売ることができる可能性もあります。
車両の洗車をすることで、フロントガラスやヘッドライトなどの視界を妨げる汚れを取り除くことができます。また、ブレーキ部品やサスペンションなど、車両の重要な部品を清掃することで、安全性が向上します。
以上のように、車両の洗車は見た目だけでなく、車両の維持管理や安全性にも影響するので定期的な洗車をしましょう!
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