そろそろスノーシーズンも終わりに近づいてきましたね。悲しです。しかしスノーアイテムが安くなるこの時期。とっても欲しかったNITROのオプティシムが安価になっていたので購入しました!しかし少し騙された感。注意点も!
NITRO【OPTISYM オプティシム】
数年前に新しく加わったラインの板みたいです。
ブログ主は先シーズンからグラウンドトリックを練習しています。
グラウンドトリックは板をプレスしたりクルクル回ったりしますが、板がしなっている方がカッコいいです。
板がしなるにはタイミングと技術が必要ですが板のフレックスが柔らかいことが重要になってきます。
しかし板が柔ら過ぎるとジャンプ台でのジャンプの反発がもらえないです。レールやボックスでも安定感にかけることもあります。
(同じように板が硬すぎても扱うのが難しくなります。)
ブログ主が探しているグラウンドトリックが映えて、キッカー、ジブもしっかりできる板(と思われる)なのがNITROのオプティシムでした
というのもNITROライダーのクリスティさんとセリアさんが全てをオプティシムでこなしているからです。
いくつかインスタグラムから埋め込みさせていただきました。
かっこ良くてもう惚れました。
もちろん技術レベルが高いから何でもできるということもありますが。
グラトリでこれだけ板がしなっているのにデカいキッカーもデカいパイプもこなしているので板自体に間違いはないと思いました。
同じぐらいのフレックスでパークがこなせる板だとNITROのFATE(フェイト)が有名かと思います。
確かヘイリーラングドンが22-23シーズンよく乗っていました。
フェイトはソールの素材がシンタードベースですがオプティシムはエクストルーデッドベースです。
あとはオプティシムはよりグラウンドトリックがしやすいようできていてトゥとヒールが少し違うようです。
シンタードとエクストルーデッドの違い
スノーボードに使用される基礎板には、sintered(シンタード)とextruded(エクストルーデッド)の2つの種類があります。両方の材質はポリエチレン樹脂を使用しているため、耐摩耗性や滑走性能が高く、水分を吸収しにくいという特徴を共有していますが、以下の違いがあります。
シンタードボード
シンタードボードは、高温と高圧で圧縮された基板です。この過程により、ポリエチレン樹脂の分子が密に結合され、非常に密度の高い基板が作られます。そのため、シンタードボードは非常に滑走性能が高く、高速滑走に適しています。また、素早い反応性と、バター(板をしならせる技術)やジャンプ時の弾性性も持っています。ただし、製造プロセスが複雑でコストが高く、加工には専用の設備が必要です。
エクストルーデッドボード
エクストルーデッドボードは、低温と低圧で成形された基板です。このため、シンタードボードよりも柔らかく、操作性が良く、初心者やフリースタイルライダーに向いています。また、製造コストが低く、メンテナンスが簡単であることも利点です。一方、滑走性能はシンタードボードに比べて劣ります。
以上が、シンタードボードとエクストルーデッドボードの違いについての概要です。どちらのボードを選ぶかは、自分の滑走スタイルやレベル、使用目的に合わせて選択することが大切です。
国内正規品の表示に注意!
なぜかは分からないのですが、22-23のオプティシムは日本国内正規品はシンタードベースでした。
エクストルーデッドボードも真冬の時はなんら滑りに問題ないのですが、春になるとシンタードボードの方がワックスの染み込みが良く、しっかり滑ります。(板自体の違い重さ硬さなどにもよると思いますのでブログ主が乗っていた感覚です。)
なのでどうせならシンタード素材のほうが欲しいのです。
今回は安価でネットで購入したのですが”国内正規品”と書かれていたのでてっきりシンタード素材のボードがやってくると思っていましたが、受け取ってみたら説明書きが全て外国語かつエクストルーデッド素材でした。
国内正規品?とはその国の正規品てこと?それかナイトロの現地アメリカ正規品てことだったのかしら。
確かに正規品といえば正規品ですもんね。
すっかり日本国内の正規品かと思いこんでました。とほほ。
ですが、オプティシムの板自体が欲しかったので良しとします。
23-24のオプティシムのソール素材がどうなるかは分かりませんが、板を選ぶ時などシンタードとエクストルーデッドなのかも見てみるのもいいのではないかと思います。
ネットで購入するとちょっと分からない表記なときもあるので、安いのは魅力ですが、プロショップなどで直に話を伺ってそちらで購入する方が安心かもなぁと思いました。
期待大のオプティシム
板のソール素材が思っていたのと違ったのはありますが、エクストゥルードの方がブログ主のレベルには扱いやすかと思ってます。
ワックスの染み込みが浅い分汚れも吸収しずらいですしね。
まだ滑走はしてませんが触った感じが柔らかのに反発具合が粘っこくて良い感じでした!
来シーズンはこちらの板でグラトリもジブもジャンプも楽しめそうです。
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