人工雪のあるゲレンデはもうオープンしてますね。
中年スノーボーダーのブログ主もそろそろ滑る準備をしはじめなくては。
と思ったら板の滑走面が白くなっている、、、
白いケバで板が走らない!
真冬、ハイシーズンは気にしてませんでしたが、春のシーズンになったら板が止まってしまう。
みんなの板はスイスイ滑っているのに私だけ足元がきゅきゅきゅーと摩擦が起きてみんなに置いてかれてしまう。
なんじゃこりゃーと思ったら白いケバが原因なことがあるとのことでした。
安価な板を購入するともともとの滑走面の削りが粗くてケバケバが立っていることがあるらしいです。
とっても細かい毛みたいな感じですかね。
そのケバケバが春の水を含んだシャバシャバ雪と摩擦を起こして板がスムーズに滑らないみたいです。

ケバ 白いケバ ケバとり前
私の板も見るからに白い 汗
ソールに残ったワックスが酸化して白くなっているのもあると思いますが、どちらにしてもシーズンが始まるまでに削ってお手入れをしなくては。
ケバとりに用意するもの
★ブロンズブラシ
★ファイバーテックス粗目
※ファイバーテックスは細目もあるので粗目が入っているものにしてください。
★何かシート(床に粉が落ちるので。)
★板を置く台(力が入りやすくなるので用意した方がやりやすいです。)
★キッチンペーパー(粉がでるので拭き取り用。)
さっそくいろいろ調べてケバとり汚れとりに必要なものを用意しました。

滑走面のケバとりのやり方
1⃣ブロンズブラシは固めのブラシです。表面のケバを削ってくれるのとともにストラクチャー(滑走を良くするためにわざと表面についている縦の細かい溝)に溜まった汚れをかきだしてくれます。
ノーズからテール方向にブロンズブラシを少し強めに力をいれて縦にかけていきます。※一方向にかけます。横にはかけてはいけません。
※写真は片手ですが両手で力を入れてあげた方が一定の圧になります。
白い粉みたいのがでてくるのでキッチンペーパー等でふきとります。
2⃣ファイバーテックス粗目をノーズからテール方向に縦にかけていきます。少し力が必要なのでブロンズブラシに巻いてかけました。
※ここも両手でやってくださいね。
写真撮るのに片手になってます。汗
表面が磨かれてファイバーテックスの表面に白い汚れみたいのがつきます。
キッチンペーパー等で表面を拭きます。
これで大分滑走面全体がつるつるになりました!

ケバとり ケバとり後 スノーボード メンテナンス
まだ白い部分は残ってますが削りすぎも怖いのでここ完了にしました。
ケバとりが終わったらベースワックスを入れていきます
ケバと汚れがかき出されて表面が綺麗になったところでベースワックスをいれました。
ブログ主は滑る日までこのまま置いておきます。滑る直前になったらベースを削って雪質によっては滑走ワックスをいれて滑りに行きます。

スノーボード ベースワックス後
プロにお任せする手もあります
滑走までにベースワックスを何回か削って再度ベースワックスを入れてを繰り返すのが良いみたいなのですが削り作業が甘いとベースワックスの厚塗り状態になって必要な溝まで厚い層に覆われてしまい逆に板が滑らない 泣
なんてこともけっこうあります 泣
シーズン通しての快適なスノーボードライフを送りたいならシーズン前にプロショップにお任せしてしまうのも良いと思います。
専門の機械と知識を持った方がメンテナンスをしてくれるので間違いないと思います。
まとめ
ケバが立っていたり汚れが溜まっていると板の滑走能力が落ちてしまいます。
特に春はその差が目に見えてでます。シーズン途中でケバとり、汚れとりをしようとすると既にワックスをしっかり塗ってしまっているので落とす作業からはじまり結構な労力です。
ぜひシーズンが始まる前にお手入れしておくとことをおススメします。
ブログ主の板も今年の春はしっかり滑ってくれるといいな。
今シーズンも楽しい年になることを願っております。
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